松山英樹のクラブセッティング|14本の構成と選び方
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2026年全英オープン開幕時の14本一覧
| 項目 | 基準・内容 | 備考 |
|---|---|---|
| ドライバー | スリクソンの新型LSプロトタイプ、9度 | 「ZXi RKT」の刻印。ツアーAD FI 8-TX |
| 3番ウッド | テーラーメイド Qi10、15度 | ツアーAD DI 9-TX |
| 3番アイアン | スリクソン「ZXi5+」表記のプロトタイプ、19.5度 | KBS ツアー130、X。5番ウッドとの入れ替え枠 |
| 4~9番アイアン | スリクソン Z-FORGED II、6本 | ダイナミックゴールド ツアーイシュー、S400 |
| ウェッジ | クリーブランド RTX4 フォージド プロトタイプ、48・52・56・60度 | 48~56度はS400、60度はX100 |
| パター | スコッティ・キャメロン ニューポート2 ツアープロトタイプ | 大会前の取材では「エース」の使用が見込まれていた |
| ボール | スリクソン Z-STAR XV | 14本のクラブには数えない |
ドライバーと長い番手が変わった理由
2026年マスターズの取材では、ドライバーはスリクソン ZXi LSの9度にツアーAD DIの80g台・TX、3番ウッドはQi10の15度、さらにコブラ KING RADSPEEDツアーの5番ウッドが掲載されています。その5番ウッドは17.5度のヘッドを19度に合わせた仕様です。一方、同年の全米オープン取材では、ドライバーはZXi LSの9度ながらシャフトがツアーAD FIプロトタイプの80g台・TXとなり、長い番手にはキャロウェイ APEXの3番ユーティリティアイアン、20度が記録されています。同じシーズンでも、長い番手やシャフトが一定ではないことが分かります。

- マスターズ取材時:3番ウッドに加え、コブラの5番ウッドを掲載。
- 全米オープン取材時:3番ウッドに加え、キャロウェイの3番ユーティリティアイアンを掲載。
- 全英オープン開幕時:3番ウッドに加え、スリクソンの3番アイアンを用意。
この変遷から読み取れるのは「どのメーカーの3番アイアンが最強か」ではありません。3番ウッドの次の1枠に、5番ウッドや長いアイアンを状況に応じて置き、求める距離と弾道を調整しているということです。ただし、各大会での変更理由をすべて本人が説明したわけではありません。全米オープンの3番ユーティリティアイアンについても、掲載された事実と、なぜそのモデルを選んだかという推測は分けて考えましょう。
GDOの2026年マスターズ取材セッティング
GDOの2026年全米オープン取材セッティング
アイアン・ウェッジ・パターの見どころ
アマチュアが取り入れたいセッティングの考え方
実際に自分の14本を点検するなら、まず各クラブで無理なく打てるキャリーを記録します。次に、隣り合うクラブの距離が重なりすぎていないか、反対に埋められない距離がないかを確認します。たとえば5番ウッドとユーティリティーで同じ距離しか出ず、一方はほとんど使わないなら、その枠を別の距離帯やアプローチ用に振り向ける余地があります。計測器の数字だけで結論を出さず、普段回るコースのライや風の中で使いやすいかも確かめてください。
ウェッジについても、松山選手の48・52・56・60度を無条件で買いそろえる必要はありません。手持ちのアイアンセットに入っているPWのロフトを先に確認し、その次のウェッジまでの距離差を測ることが先決です。PWのロフトが松山選手の48度とは異なるなら、同じウェッジ構成を追加しても、距離が重なったり、逆に大きな空白ができたりします。購入前には、よく使うフルショットと短い振り幅の両方で、必要な距離を打ち分けられるか試しましょう。
また、表にある80g台・TXのドライバーシャフトや、S400・X100のスチールシャフトを、松山選手が使っているという理由だけで選ぶのは避けたいところです。まず現在のクラブで球が上がるか、左右のばらつきが許容範囲か、ラウンド後半まで振り切れるかを確認してください。同じヘッド名でもシャフトや組み方が違えば、手元のクラブとしての使い心地は変わります。試打やフィッティングでは「松山選手と同じ仕様にしたい」だけで終えず、どのミスを減らし、どの距離を担当させたいかを伝えると、比較の軸が明確になります。
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