岩田寛のクラブセッティング2026|14本の構成と選び方

岩田寛の似顔絵イラスト ゴルフ

岩田寛のセッティングを読み解く核心ガイド

岩田寛の14本に見る道具選びの視点

基準は2026年の優勝時

日本ゴルフツアー選手権で報じられた14本を基準に、使用モデルとロフトを確認します。

変えるクラブと残すクラブ

ドライバーやアイアンを入れ替える一方、長年使うパターは継続。変更の理由にも注目します。

参考にするのは判断基準

プロの硬いシャフトをそのまま模倣せず、ミスの傾向や番手間の距離差から自分の14本を考えます。

岩田寛のセッティングはいつの14本を見るべきか

岩田寛は2026年のBMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップで優勝しました。記事時点で確認できるプロフィールでは、国内ツアー通算8勝、そのうち国内メジャー2勝です。使用クラブを見る面白さは、優勝者と同じ製品名を知ることだけではありません。どの番手で飛距離を確保し、どこで距離を抑え、何を替えずに残したかをたどると、14本全体の組み立て方が見えてきます。

岩田寛 クラブセッティング 2026年 日本ツアー選手権
2026年 日本ツアー選手権 GTS3 ドライバー(ロフト角9度) Qi10 フェアウェイウッド(3番15度、5番18度) T250 アイアン<2025年>(4番) ミズノプロ S-1 アイアン(4番~9番) VOKEY(ボーケイ)SM10...

岩田はクラブ契約フリーで、2026年のバッグにはタイトリスト、テーラーメイド、ミズノ、オデッセイなど複数ブランドの製品が入っています。ブランドを一社に統一するのではなく、番手ごとの結果を優先している点が特徴です。ただし、各社のクラブを混ぜれば必ず良くなるという話ではありません。判断すべきなのは、隣り合う番手の飛距離や弾道がつながり、苦手なミスを抑えられるかどうかです。

GDOによる2026年日本ツアー選手権のクラブ一覧

2026年優勝時のクラブセッティング一覧

2026年大会で確認された構成を、番手順に整理しました。表中のシャフト表記は主に優勝時のALBA Netの記事に基づきます。GDOの取材ページとALBA Netの優勝記事では、58度ウェッジのモデル表記が一致していません。表では優勝セッティング欄に明記された「SM10」を採用し、差異は後述します。

項目 基準・内容 備考
ドライバー タイトリスト GTS3、9度 Tour AD PT-7X
3番ウッド テーラーメイド Qi10、15度 Tour AD PT-8X
5番ウッド テーラーメイド Qi10、18度 Tour AD PT-8X
長い番手のアイアン タイトリスト T250、4番・22度 モーダス3 ツアー130X。実質的には3番アイアン相当の役割
アイアン ミズノ Mizuno Pro S-1、4~9番 モーダス3 ツアー130X
46度ウェッジ タイトリスト ボーケイ SM10 モーダス3 ツアー130X。PWに相当する位置
52度ウェッジ タイトリスト ボーケイ SM11 System3系プロトタイプシャフト
58度ウェッジ タイトリスト ボーケイ SM10 ALBA Netの優勝時一覧による表記。GDOは「ボーケイ プロトタイプ」
パター オデッセイ WHITE HOT 2-BALL Blade 長年使い続けているモデル
ボール タイトリスト Pro V1x GDOの取材ページでは2025年モデルと記載

58度の名称については、GDOが「ボーケイ プロトタイプ」、ALBA Netが「ボーケイ SM10」と記載しています。同一の実物を異なる呼び方で示したのか、確認した時点の違いによるものかは、両記事だけでは断定できません。購入目的で型番まで厳密に照合したい場合は、この差異を残したまま確認するのが正確です。使用クラブは調整で変わり得るという注意書きも、GDOの掲載ページにあります。

2024年から何を替え、何を残したのか

メーカー混合と2ボールパターに表れる判断基準

岩田の道具選びには、最新モデルへの関心と、長年の慣れを両立させる姿勢が見られます。2024年の本人インタビューでは、以前のドライバーで左へのミスが気になり、Ai SMOKE ◆◆◆を試した結果、初速が少し落ちても左のミスが減ったので変更したと説明しています。「より速い数値」より「コースで避けたいミス」を優先した例です。これは当時の変更理由であり、2026年にGTS3を選んだ理由と同一視してはいけません。

【マイギアを語ろう】「100点のクラブじゃなくていい」契約フリー・岩田寛の14本 |
自身の道具へのこだわりを、プロ自らが語る連載「マイクラブ マイギアを語ろう」。今回は、契約フリーならではのこだわりが詰まった岩田寛の14本をご紹介! TEXT/Yumiko Shigetomi PHOTO/Hiroaki…

岩田寛本人が2024年当時の道具選びを語ったインタビュー

アマチュアがセッティングを参考にする方法

最初に点検したいのは、長い番手の重なりです。岩田の2026年の例では、15度の3番ウッド、18度の5番ウッド、22度のT250が上の番手を構成します。しかし、アマチュアが同じロフトを選んでも、同じ順番で十分な飛距離差が出るとは限りません。練習場の一発の最長飛距離だけでなく、複数球を打ったときの普段の飛距離、打ち出しの高さ、左右のばらつきを比べましょう。5番ウッドと次のクラブがほぼ同じ距離なら、ロフトやクラブ種別を見直す余地があります。

次に、短い番手をロフトだけでなく距離のつながりで確認します。岩田の2026年大会の記録では、9番アイアンの下に46度、52度、58度が並びます。数字上はウェッジ間が6度ずつですが、実際の距離はヘッドの構造、シャフト、打ち方でも変わります。自分の場合はフルショットの距離に加え、よく使う振り幅で何ヤードを打てるかまで確かめると、コースで「この距離を打つクラブがない」という状態を見つけやすくなります。

なお、ここで示したのは2026年日本ゴルフツアー選手権で確認されたセッティングです。大会直前や大会中の調整で実際の使用クラブが変わる可能性があるため、後日の試合でのバッグを知りたい場合は、その大会の日付が付いた取材記事を確認してください。特に型番まで合わせて購入するなら、58度ウェッジのように媒体間で表記が異なる箇所を見落とさないことが大切です。


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