木戸愛の父親は木戸修|ゴルフ人生を支えた父娘の歩み
木戸愛の父親・木戸修さんはどんな人?
女子プロゴルファー・木戸愛(きど・めぐみ)さんの父親は、元プロレスラーの木戸修さんです。修さんは関節技を得意とし、派手さよりも確かな技術で魅せる「いぶし銀」の選手として知られました。木戸愛さんの名前から父親を調べ、ゴルフとは別の競技で活躍した人物だと知って驚く人もいるかもしれません。父娘のつながりを知るうえでは、修さん自身がプロレスラーだったことに加え、娘のゴルフを長く支えたことが重要です。

木戸愛さんは1989年12月26日、神奈川県横須賀市生まれ。日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の公式プロフィールによると、2008年8月1日に入会した80期生で、2026年のツアー出場資格はシードです。父親の知名度だけで紹介される選手ではなく、プロとして長く国内女子ツアーを戦ってきたゴルファーだとわかります。

修さんは2023年12月11日に73歳で亡くなりました。翌2024年、木戸愛さんは父との写真を添えて追悼の思いを公表し、父の娘であることを誇りに思うとつづっています。「木戸愛の父親は現在も試合を見に来ているのか」と気になる人にとっては、過去の応援エピソードと現在の状況を区別しておきたいところです。修さんが会場に足を運んでいたのは生前のことであり、今は父の教えを胸に試合へ臨んでいます。
父の言葉でわかるゴルフを始めたきっかけ
| 項目 | 基準・内容 | 備考 |
|---|---|---|
| 父親 | 元プロレスラーの木戸修さん | 関節技を得意とし、「いぶし銀」と呼ばれた |
| ゴルフを始めたきっかけ | 両親と小学校5年生のときに練習場へ行ったこと | 修さんが2006年の取材で説明 |
| プロとしての出発 | 2008年にJLPGAへ入会 | 公式プロフィールでは80期生 |
| JLPGAツアー初優勝 | 2012年のサマンサタバサレディース | 通算優勝回数は1回 |
| 父の逝去 | 2023年12月11日 | 73歳で死去 |
ジュニア時代から初優勝までの父の支え
父・修さんの支えは、競技を始めるきっかけをつくっただけではありません。日刊スポーツによると、修さんはジュニア時代に車での送迎を務め、木戸愛さんがプロになってからもツアーに同行して、18ホールを歩きながら応援しました。練習場への行き帰りを支えることと、試合会場で最後まで見守ること。どちらも、選手本人のショットには表れにくい家族の関わりです。

高校2年生だった2006年、木戸愛さんは女子ツアー大会の本戦出場を懸けたマンデートーナメントを通過し、プロの大会に出場しました。当時の取材で本人は、将来はプロゴルファーになりたいと語っています。この時点ではまだアマチュアでしたが、父とともに過ごしたジュニア期を経て、目標とする舞台に挑み始めていました。その後、2008年にプロとしてJLPGAへ入会します。
競技生活で大きな節目となったのは、2012年のサマンサタバサ ガールズコレクション・レディーストーナメントでのJLPGAツアー初優勝です。父娘が喜びを分かち合った写真も報じられています。ただし、その勝利を「父の指導だけで実現した」と単純化するべきではありません。選手自身の練習と試合でのプレーがあってこその優勝であり、修さんはその道のりを身近で支え続けた存在と捉えるのが自然です。
- ジュニア時代:父が送迎を担い、競技生活を支えた。
- プロ転向後:父はツアーに同行し、会場を歩いて応援した。
- 2012年:木戸愛さんがJLPGAツアー初優勝を果たし、父娘で喜びを分かち合った。
ゴルフファンにとってこの父娘の歩みが印象深いのは、修さんが単に有名な選手の父親だったからではありません。娘が練習場へ足を踏み入れたときから、プロとして勝利を挙げるまで、異なる場面で関わってきたからです。父親について知ることで、木戸愛さんの初優勝を、結果だけでなく長い積み重ねの一場面として見ることができます。
木戸修さんはなかなかインタビュー受けてくれない方なんですが、僕は3度自宅におじゃまさせていただきました。最後の取材は、愛娘のプロゴルファー木戸愛さんツアー初優勝の時。寡黙な木戸さんが本当に嬉しそうでこちらも嬉しくなったことを思い出します。カミノゲ9 号に掲載。ありがとうございました pic.twitter.com/YFUpfWmSfJ
— 堀江ガンツ (@horie_gantz) December 14, 2023
父の死後に木戸愛が語った思い
修さんの死後、木戸愛さんは2024年2月までに自身のインスタグラムで父を追悼しました。日刊スポーツが紹介した投稿には、父を「優しく、強く、かっこいい」人だったと振り返り、父の教えを守りながらゴルフも人生も最後まで頑張るという思いが記されています。公の場で語られた本人の言葉からは、父が過去の思い出にとどまらず、競技を続けるうえでも大切な存在であることがうかがえます。
同大会では優勝争いの末、通算15アンダーでプレーオフに進出しましたが、3ホール目で敗れ、2012年以来のツアー2勝目はなりませんでした。敗戦後は、最終日に良いスコアで回れたことを自信としながら、プレーオフでのティーショットを課題に挙げています。亡き父に勝利を報告したいという思いと、次戦へ向けて自分のプレーを分析する姿勢の両方が、現在の木戸愛さんを伝えています。
父娘の歩みを知って試合を見る楽しみ
「木戸愛 父親」という疑問への答えは、元プロレスラーの木戸修さんです。ただ、その名前だけで話を終えると、父娘とゴルフの関係で最も大切な部分を見落とします。修さんは娘を練習場に連れて行き、ジュニア時代には送迎し、プロになってからも試合を歩いて見守りました。木戸愛さんが実際に歩んだ競技人生と並べてみて、初めて父の支えの具体像が見えてきます。
試合を見るときは、家族の物語と選手の競技上の成果を分けて受け止めると、木戸愛さんの挑戦がより鮮明になります。父との思い出は本人にとって大切なものですが、ツアーで一打を選び、結果を引き受けるのは木戸愛さん自身です。2026年9月のゴルフ5レディスでは、2勝目に届かなかった直後にも、良かった点と修正したい点を自分の言葉で話しました。父の教えを胸に持ちながら、目の前のプレーに向き合い続けていることがわかります。
なお、2026年9月時点でJLPGA公式プロフィールの通算優勝回数は1回です。ゴルフ5レディスのプレーオフ進出を「2勝目」と誤って紹介しないよう、成績を確認するときは大会の日付と最終結果を確かめましょう。木戸愛さんの今後の試合を追うなら、父娘の背景を知ったうえで、本人が積み重ねる一戦一戦にも目を向けたいところです。


